ブリーダーズカップ ディスタフを勝ったマルシュロレーヌは無事に帰国したとのこと。
次のレースが気になるところですが、まずは長旅の疲れをしっかり癒してください。
桜花賞馬の祖母キョウエイマーチから母ヴィートマルシェ1頭のみが継いだか細い血脈が
日本競馬界に衝撃を残したことを、母からの出資者としてとてもうれしく思います。
同期のクリソプレーズは、息子クリソベリルが社台SSでの種牡馬入りが決まり
娘マリアライトも初子オーソクレースが菊花賞2着で、さらに枝葉を広げていきそうです。
その2頭を上回る、重賞3勝の競走実績を持って繁殖入りしたディアデラノビア。
他にもオープン馬を輩出するなど、コンスタントに成績を残していますが
3着が最高だったノビアと同様に、G1ではことごとく跳ね返されてきました。
日曜阪神9R・黄菊賞(芝2000m)に息子グランディアが臨みます。
9月の中京戦でデビュー2戦目で初勝利を挙げ、短期放牧を挟んでの昇級戦。
6頭と少頭数ですが、同じく前走で勝ち上がった馬ばかりのレースで比較が難しいです。
ここで勝てるようなら、その先にG1戦線が見えてくるので
今後がさらに楽しみになるような内容を期待したいですね。
阪神11R・エリザベス女王杯にはマドレの娘クラヴェルがG1初挑戦です。
6月のマーメイドS2着でオープン入りし、続く中京記念と新潟記念は0.1秒差の3着。
これまで「競馬を教えてきた」結果か、コンスタントに末脚を発揮できています。
とはいえこの3戦は51〜52kgの軽ハンデだったので、強敵相手の定量56kgは厳しそう。
それでも、祖母も母も4歳時に3着になったレースで(祖母は繰り上がりでしたが)
この一族の壁を越えるような、新たな花を添えてほしいところです。