ブリーダーズカップディスタフでマルシュロレーヌが大金星を挙げました!
公式サイトのパドック映像を見て、出来は良さそうだと思っていたのですが
アメリカの馬場は未知数で、勝つまでの想像はさすがにしていませんでした。
レースでは先行勢がハイペースで飛ばし、後方待機から3角で勢いよく進出。
4角では先頭に立ち、最後は2着馬をハナ差凌ぎきるという堂々とした走りでした。
3歳になってからデビューし、ギリギリの夏の小倉で未勝利戦を勝った馬が
1年前にダートに転向して牝馬交流重賞を勝ちまくる存在となり、
日本のJBCではなく本場のBCに挑んで、ビッグタイトルを手にしました。
海外のダートG1を日本調教馬が制したのは初めてとのこと。
世界に名を轟かせ、日本競馬史にも名を残す快挙に
矢作調教師や関係者の皆さんのレース選択や慣れない海外での調整力に感謝しかありません。
そして、マルシュロレーヌ自身が自分の道を切り開いてきた結果、掴めた栄光だと思います。
クラブの規約で来春には牧場に帰ることが決まっていて、
もう一度日本で走るのが見たいけれど、頂点のまま引退でもいいという気持ちも。
どちらにせよ、まずは元気に帰国してくれれば。
土曜には2歳フェーングロッテンも勝ち上がり、本当に嬉しい週末でした。
これだから一口はやめられねぇ、と余韻に浸っています。