ダービーの翌週から2歳新馬戦が始まるようになったのは2012年から。
特に関東は東京開催ということもあり、ここから出世する馬も続々出ていますね。
そんな2歳戦開幕週の日曜に、さっそくアンティノウスがデビューします。
この馬を語る時にまず思い出すのは、母ミクロコスモスのこと。
ネオユニヴァースの初年度産駒で、クラブ募集時に注目していたのですが
委託先の角居厩舎が直前に牝馬ウオッカでダービーを制したこともあってか
見学ツアーでも多くの人に囲まれていて、人気になると思って諦めたんですよね。
でも蓋を開けてみると上位人気にはなっていなくて、
これだったら申し込めばよかった、と後悔したことを今でも覚えています。
たまたま知人が出資していたこともあり、現役時は応援してましたよ。
そんな母の仔が初めてクラブに登場したのが昨年。動きが気に入りました。
そこそこ票を集め実績が心配でしたが、母の時のような後悔はしたくないと応募。
無事、出資馬として縁がつながりました。
4月に美浦・国枝厩舎に入り、月末にはゲート試験に合格。
開幕週でのデビューに向け、順調に調教を重ねてきました。
レーシングビュアーの調教映像では、期待が持てそうな動きだと感じています。
しかし、競走馬は実際にレースで走ってみないと分からない、と
これまでの出資馬でも喜びやガッカリ感などいろいろ味わってきました。
なので期待しすぎず、「デビューおめでとう」くらいの気持ちで見守りたいなぁ。